シルバーリング

シルバーリング、銀輪です。自転車との日々をつづります。

秘湯感満点 野趣あふれる小原温泉に自転車で行ってきました!

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白石市の小原温泉に行ってきました。

かつらの湯は市営なので200円で入浴できます。岩風呂で雰囲気最高。暑い日に入ったのですが、渓谷にあるので外に出るととても涼しいです。タオルも200円で販売。大変気に入りました。

が、実は自転車で行くのがちょっと大変な温泉なのです。

小原温泉に行くには大きく分けてふたつのルートがあります。

ひとつは白石から国道で、もうひとつは川原子から回るルートです。実はこの両方とも中々曲者のルートなのです。

国道はトンネルがいくつかルート上に現れます。自転車でのトンネルはちょっと危険ですよね。

もうひとつのルート、地図で見ると川原子からは一本道。で川原子には小原温泉アッチという矢印まである。川原子までは登りなので単純に降りだろうと、帰りは登るけどただ登るだけならいいか! ということでそのルートで行くことにしました。

川原子まではいつものルート、柴田町、大河原を経由して県道50号で向かいます。

食べるところは無さそうなので白石市のセブンでおにぎり調達。川原子までは何度か来た道なので順調に。

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でいよいよ小原温泉方面に向かいます。想定通りの降り。写真は帰りに撮ることにして先を急ぎます。で、降り切った感が出て今度は登りに。

あっ、ちょっと登るのか。

と思っていたらずっと登り

えっ⁉︎

で登りました。山越えじゃないですか。普通に山越えルートでした。山越えてそれなりにアップダウンがあって、やっと小原までの降り。それも斜度そこそこある。

この間写真がまったくありません…。

やっとこさ降り切ったところは何というか谷間のような感じ。

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雰囲気はいいですね。そこから小原温泉はすぐ。大きな温泉ホテルはパスして『かつらの湯』に向かいます。

白石川ですね。かつらの湯はその渓谷沿いにあります。いい感じ!

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受付で入浴料200円とタオル代200円を支払います。

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外でサンダルに変えてのれんをくぐるともう湯船が見えます。

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中はかなり暗いので写真はブレブレでした。お客は私しかいません。

階段を降りて脱衣所で脱いだらまずはシャワー。

お湯が川に流れていくので石鹸などの使用は禁止。なのでシャワーを使ってまずは汗を流します。

いよいよ湯船に。熱い! 話には聞いていたけど本当に熱い! この日は気温も高いこともあり長くは湯船には浸かっていられませんでした。

さて上がってタオルで身体を拭いて服を着て外へ。渓谷を渡る風がとても気持ちがいい! 

これを味わうだけでも来る価値はありますね。受付の隣に自販機があったのでそこで紙パックのフルーツ牛乳を買ってベンチに座って飲みました。美味しい。風呂上がりのいっぱいは最高ですね。

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ここは秋はものすごくきれいなのではないでしょうか。秋にまた行きたいですね、

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渓谷沿いに遊歩道があるらしいのですが通行止め。そこに行くための小さな吊り橋は渡ってみました。しっかりとした吊り橋ですが自転車と一緒に渡ると微妙に揺れます。それほど高くはありませんがビビリながら渡りました。

さて問題は帰路です。

来た道が想定外の山道だったのと白石川からの登り、なかなかの斜度があったためちょっと行く気にはなれません。そこで帰りは国道113号を使うことにしました。

ですがこの国道先にも書きましたがトンネルがいくつかあります。やはりトンネルは怖い。とはいえまた登る元気はなかったのでこちらのルートにしました。幸い帰りは下り基調なので勢いで走りきることにしました。

そんなわけで帰りはひたすら国道をかけぬけました。白石からはまた県道50号で帰ります。

小原温泉、とてもいいところでしたがどうも自転車でが行きにくいのが難点ですね。自動車でいくと白石の市街からはすぐ、気楽に来れます。でもそこは川原子から自転車でちょっとだけ苦労してきた方が秘湯感は増し増しです。