運動したことがない50代でも100キロ以上走れるロードバイクって凄くない?
自転車乗っているわけですけど、乗っているのはロードバイクやクロスバイク。スポーツ自転車と呼ばれています。
「スポーツ」なんですね。
私としては自転車乗る時に、スポーツをしている意識はまったくありません。
自転車だと、お金がかからず遠くへいけるし、そもそも自転車漕いでるのが楽しいので乗っています。
ロードバイクをガチで走っている人と話しても、あまり面白くないのは、そこの違いかな、と最近思うのです。
スポーツには練習が必要です。
野球でもサッカーでも、ボルタリングでも、普段の練習が大事。
出来るようになるかどうかは、練習量によって違ってくると言っていいでしょう。
普段から練習をしっかりしていないと、いい結果を望めません。
急になにかを始めても、ボールを蹴ったり、ボールを打ったりできませよね。
そもそもそのスポーツの練習だけではなく、走り込みや筋トレ、そしてストレッチも大事。
どれかがかけても、上達はないでしょう。
マラソンもそうですね。急に走っても、身体を壊すだけです。
そこでスポーツ自転車。
なにが凄いって、大した練習もしていないのに、100キロ以上走れるのです。
それも「好き」というだけで。
けっこう簡単に遠くまで行けちゃうのです。
これ、凄いことですよね。
私はスポーツに無縁の生活を送ってきました。
ただ歩くことや、旅行はすきなので、自転車はその延長にあります。
ロードバイクに乗り始めたのも、その方が遠くに行くのに楽だからです。
さらに漕いでいて楽なのも理由です。
スポーツをしている自覚は、まったくありません。
身体だって、スポーツをやっているような身体ではありません。
それでも、そこそこ遠くまで走れてしまうのです。
自転車は、人間の力を効率よく使うことができる機械だと聞いたことがあります。
まさにそれ。
もちろん買ってすぐ、といことはないでしょう。
でも好きに乗っているだけで、そこそこ走れるようになるのって、ちょっと他のスポーツではないんじゃないでしょうか。
もちろん早く走ったり、山に早く登ったりするためににはそれなりの練習は必要でしょう。
でもそれも楽しく走ったり、登ったりしているうちに、自然とできるようになってきます。
レースに出るわけではないのです。だれよりも早く走れたり、登れたりする必要はないのです。
自分が楽しければいいのです。
これは自転車ならでは、なのだと思います。
とはいえ、遠くまで行って帰りが向かい風、登っても登っても終わらない林道。
これらは涙が出てくるほど辛いのかもしれまんせん。
その時は、自分は何をやっているのだろう、と思っちゃいます。
でも帰ってしばらくすると、また遠くへ行ったり、林道を登ってみたくなっちゃうのです。
そしてそれを繰り返していると、「自然と」上達していくのです。
でも実はやっていることは「スポーツ」と同じなのです。
スポーツをする気がなくても、結果、スポーツをすることと同じ効果をもたらす。
それがスポーツ自転車の素晴らしいところです。