散りゆく遠山の8本桜に会いに行くサイクリング 散っていく桜の中を自転車で走る
今回はいいスポットは意外と近場にあっても気が付かなかった、というサイクリングです。
4月14日は休みだというのに、天気予報は雨。
本当は出かけるの、やめようと思っていたのですが、雨は夕方っぽい感じ。なので近場に出かけることにしました。
久しぶりにジャイアントのエントリーロードOCRで出かけました。
目指すのは遠山の8本桜。
実はこの遠山というところ、何回も通ったことがあるのですが、この桜のことをつい最近まで知りませんでした。
この道、小川町に行くときに使う私にとって定番の道。
でもお恥ずかしながら、ただ通るだけの道でした。
なので近場サイクリングは久しぶりに小川町を目指します。
今回は登りなしなので、久方ぶりにジャイアントのOCRで出動です。
といってもルートはいつもの通り、まずはときがわ町まで。
今まではときがわ熊谷線を使っていたのですが、意外と交通量があるのと、路肩にガタガタする白線(なんていうのでしょうか)があるので、走りにくかったのです。
そこで大野東松山線を使うことにしました。
こちらの方が路肩が広いので、大変走りやすいんですね。
そこから左折して、槻川沿いを走ります。
今まではただ通り過ぎていた道も、のんびり走ると見たことがない風景に気が付きます。
で、来ました8本桜。
まだ残っていました!
ちょうど花びらが風で散らされ始めたところ。桜の下を通ると、目の前を桜の花びらが舞います。
いい雰囲気! 来年はもうちょっと早く来よう。
実はこの道、他にもいいところがあるのです。
下里の滝、というところです。
もと修験道の修行の滝があったようです。
木の鳥居がいい雰囲気。
川を渡ったところにその滝があるようなのですが、今回はSLなので次回にとっておくことにしました。
今度はSPDで来ます。
そして下里の分校へ。ここも有名ですね。初めて来ました。
桜と木の校舎。なんとも言えない懐かしさをおぼえました。なんか泣きたくなるような、不思議な感情を感じました。
私は父の仕事の関係であちこち引っ越しをしました。それも田舎ばかりなので、こうした校舎を見ると幼い頃を思い出します。
今日は日曜ということもあり、駐車場は満杯! みなこの懐かしい風景が好きなのでしょうか。
昔がいいとは言いませんが、懐かしい昭和がここにあるのでしょうね。
本当はここで折り返すつもりだったのですが、何やら陽射しが。
天気がやや回復しているようなのと、走り足りなく感じ、道の駅 和紙の里ひがしちちぶまで足を延ばすことにしました。
県道11号熊谷小川秩父線、それなりに交通量があるので、本当はあまり好きじゃないんですよね。
特に今日は日曜なので、思っていたより自動車が多い。
でも無理な追い越しをする自動車には、行きと帰りで2台ぐらいしかあいませんでした。
けっこう安心して走ることができました。
さて道の駅ですが、日曜なのでイベントをやっていて、かなりの人出。少年野球の子供たちもいて、なかなかの賑わいです。
ここの桜もけっこう見事でした。
問題はここからの帰り道。風が強くなってきて、おまけに向かい風。さらにぽつぽつと雨粒が!
これはかなり頑張ってペダルを回して帰ってきました。
これは帰りに撮った写真、遠山の八幡神社です。
そんな向かい風の中、頑張って漕いできたのですが、意外と脚が残っていました。
最近は決行ヘロヘロで帰ってくるのに、なんで?
と思ったら、今回は山を登ってないんですね。林道を行くと、本当にヘロヘロになります。
脚が攣りそうになる。
でも今回はそんなこともなく、向かい風の中でもへたれることなく帰ることができました。
ときがわ町、それなりにアップダウンがあるのですが、それもほとんど苦にならず。
最近山ばっかり行っているから、多少は登りに強くなったのかもしれません。
多分勘違いでしょうけど。
それにしても最近は越生とかばかり行っていたわけですが、武蔵嵐山や小川町にも当然いいところ、行ったことがないところがたくさんあるのです。
今回のルートの中に湧水があるようなのと、下里の滝を見に行きたいので、次は歩けるSPDで行こうと思っています。