盗まれないスポーツ自転車 街用スポーツ自転車を考える
ロードバイクやクロスバイクと言ったスポーツ自転車は狙われています。
もちろん普通の軽快車(ママチャリ)も盗まれますが、ちょっと違いますよね。
軽快車はチョイ乗りで盗んでいく。歩くの面倒だから、みたいな理由です。
でもスポーツ車は違います。狙われて盗まれます。
自分のロードバイクは狙われている、ぐらいに考えた方がいいと思っています。
私の街乗り用にクロスバイクにしています。
出来る限り、自転車を盗られたくないと考えているのですが、その対策、というか考え方と実際に街乗り用に使っている自転車をご紹介します。
街乗りには古いクロスバイク
私の住んでいるところは埼玉の田舎、というかベッドタウンと言ったところでしょうか。
自転車で走りにいくところはもっと田舎か山で、歩いている人がほとんどいなかったりします。
乗るのはロードバイクですね。
それでも鍵はかけます。そんなにがっちりではありませんが、自転車から離れる時は、基本地球ロックをしています。
人の多いところに行くときは、クロスバイクを使います。
近くに川越という街がありますが、そこに行く時、または都内に行くときはこの自転車に乗っていきます。
この自転車、実はいまから6年ほど前にヤフオクで5,000円で入手しました。
今から20年近く前のジャイアントンのクロスバイクです。アルミではなくスチールですね。重いです。もともとカンチだったものをVブレーキに変えてあります。
でもその分加速はいいですね。ただ長距離走ると、疲れます。ロングライドには向いていません。往復で100キロ以内ですね。
7速です。そして見るからに古い感じ。興味ない人から見たら、古くてぼろいクロスバイクです。
そんなわけで、これを人の多いところに行く用の自転車として使っています。
では街乗りとして使うために工夫していることをご紹介します。
サドルバッグに鍵
サドルバッグにはチューブとパンク修理キット、タイヤレバー、マルチツール、そして予備のリアライトが入っています。
このサドルバッグに鍵をつけています。
この鍵はサドル盗難防止錠がついています。
駐輪している間にサドルバッグごと、そして中身を盗られないようにしてあります。
空気入れはつけずにカバンに持つ
いくらチューブを持っていても、空気入れがなければ何ともなりません。
通常はブリヂストンの携帯空気入れをボトルケージの横につけいます。ですが、持って行かれる嫌なので、空気入れはバッグに入れて持っていっています。
街に行くときは買い物などをすることが多いので、バッグを持っています。
その中に入れてあります。
ボロいサドルバッグ
このサドルバッグは中華製です。容量が多きいので買ったのですが、縫い目のところから破れてきてしまいました。
そこを布用接着剤で補修してあります。
ボロいですね。
とうわけで、あえてこのボロくてダサいドルバッグを使っています。
トピークなんかだと、狙われちゃいそうですからね。こんなブランド不明の中華製、しかも破けているサドルバッグなんて、普通の人は欲しくないですから。
パンクしずらいタイヤ
一応パンクしてもいいように用意はしてあります。
ですが街中でのパンクはいろいろと面倒です。
そこで耐パンク性能の高いタイヤをはかせています。
シュワルベのマラソンです。とにかく頑丈。パンクをしたことがありません。
でもちょっと重い感じがします。
でも街中ではスピードを出すことがありません。また場合によっては歩道を走るため、走りやすさより頑丈を優先させています。
ライトはつけないで持ち歩く
ライトはつけていません。カバンの中に持っていて、暗くなったらハンドルにつけます。
なにが一番盗られるって、ライトですよね。
持ち歩くライトはジェントスのハンドライトです。これをベロクロで固定できるブラケットで、ハンドルに固定します。
もちろん予備の電池も持っています。
これについているサイコンは知人からもらったものです。自転車を離れる時はもちろんはずします。
盗られそうなものは、基本街乗り自転車にはつけていません。
ロードバイクは目立つ! 街乗りにはボロいクロスバイクが最強!?
でもなんでクロスバイクかというと、ロードバイクより目立たないだろう、と言う理由です。
どんなに安物でも、ロードバイクは目立ちます。クロスバイクより狙われるように思えるのです。
もちろんクロスバイクでも盗まれます。でも狙われる率が、ロードよりは低いのではないでしょうか。
それもボロものなら、あまり目にとまらないと信じています。
そんなわけで川越、そして都内に行くときはこのクロスバイクで行きます。
もちろん原則は地球ロックをしています。
そして物陰ではなく、人目のつくようなところにとめるようにしています。
とにかく自分の自転車は、それがどんなものでも絶対に盗られたくありません。
なので街乗りにはロードバイクではなく、どんなに遠くてもこのクロスバイクで出かけます。