何故わざわざ重い格安ロードバイクで出かけるの? たまにカーボンロードに乗らない理由
何故わざわざ安いロードバイクで出かけるのでしょうか。
それは気が楽だからです。
一応カーボンのロードバイクも持っています。でもそのバイクは普段着では乗りません。
ビンディングなので普通のシューズではこげません。
そうしたロードに乗るのはロングライドとか、練習の時ですね。
でももともとガチではないので、たまには気楽な感じで出かけたいのです。
まるで初心者のような感じで、のんびり走ったり、だらだらしたり、食べたいところで食事をしたり。
ある程度以上のロードだと、そうはいきません。特に盗難が怖いので、気安くは駐輪することができません。絶対に自転車を盗られたくないので。
その点、安いロードバイクは、細かいことを気にしなくていいのです。
所有する2台の格安ロード。どちらもホダカ製
現在安いロードバイクを2台所有しています。
先代の格安ロード「モーメンタムR1」。こいつで佐野に行ったり、意外と遠出しています。100キロぐらいは楽に走れます。
最近家に来た「ホダカHOCR」。実はこれは上のR1の前身といえる格安ロードです。姉妹機ですね。これで登りに行ってへとへとになりました。
両方とも知りあいからただで譲り受けています。
どちらもフレームはアルミでフロントフォークは鉄、そして8速。R1の方はもともと7速でしたが、8速に改造してあります。
ペダルはR1にはフラットとHOCRにはSPDがついています。
SPDの方はちょっと遠乗り、フラットの方は通勤と近場用という感じですが、その日の気分で乗っています。
どちらもせいぜい100キロ以内です。それ以上走る時は、別のロードバイクになります。
安いロードバイクだと、普段着に毛の生えた程度の恰好で乗れます。クリートが削れる心配もありません。
ちなみにその恰好は、かなりダサいです。上半身はほとんどワークマンで揃えています。
ダサい安物のロードに乗る初心者がコンセプト。でも気楽に走るのも楽しい!
はたから見たら「ロードバイクに乗り始めの初心者」に見えることが大事。
目指しているのはガチではない、「ダサくて超絶ゆるいロード乗り」です。
なのでアクセサリーはもちろん中華製。サイコンはもちろん、ライトも中華製です。キャットアイなんてもっての他。
ステムもハンドルも変えてありますが、中古か中華製を使っています。
ようはいかに安物で楽しめるのか、ということですね。
一種の趣味ですね。
カーボンバイクで遠くへ行くのも、もちろん好きです。そちらがメインです。
でも安ーいロードバイクで、気楽に走りに行くのも大好きです。
ロードバイクは自動車ほどお金はかかりません。
ですが楽に走りたいと思えば、どうしてもいいものを手に入れざるを得ません。
また安全に乗るためには、それなりのグレードのものが必要だと思います。命がかかっていますからね。
でも安いロードの遊びは、出来る限りお金をかけない、という遊びです。
安いロードバイクでも、そんなにお金をかけなくても、いろいろと楽しむことができるのです。
それにこうしたロードだと、早くなくても、登れなくても、OKですしね。そして何よりこうしたロードバイクは気楽にいじれます。
部品交換にしても、修理にしても、壊れてもOKな感じでいじることができます。
メインの機材はそうはいきません。
やはりそこはそれ、傷つけたくはありませんから。
でもいろいろといじっていると、段々と可愛くなってきます。気楽に乗れることから、意外と出番が多くなってしまうわけです。