初めて知った事実! フライとゼリーフライって別の食べ物だって知らなかったので、実際に食べてみた。
フライと言えば行田のソウルフード。
フライと言う名前から、揚げ物のようなイメージがありますが、実は違うという、知らない人には何が何だかわからない食べ物です。
荒川から利根川に行くのに、頻繁に行田を通るもの、今までフライを食べたことがありませんでした。
今日かみさんと車で忍城(おしじょう)に行ったのですが、そのついでにフライを食べることにしました。
そこでフライとゼリーフライとは、実は違う食べ物だと知りました。
今まで違うものだと思っていなくて、フライと言う食べ物がある、ということしか知りませんでした。
そもそもフライとゼリーフライって何?
これがフライです。中身のないお好み焼きみたいな感じです
フライとゼリーフライ、どちらもその語感から受ける印象とまったく違う食べ物ですね。
フライという名前がついていても、どちらも揚げ物ではありません。
特にゼリーフライ。ゼリーというと、どろっとした感じの、いわゆるゼリーを思い出します。でもそのゼリーではないんですね。
まずはフライから。
フライは「油を引いた鉄板で水溶き小麦粉を焼く料理」のことです。
薄いお好み焼きのようなものと言えばわかりやすいでしょうか。
ソース味で、素朴な味わいの食べ物です。
行田は足袋の製造で有名ですが、足袋工場で働く女性工員に、休憩時のおやつとして出し始めたのがきっかけと言われています。
最初はフライパンで作られていたので、フライと呼ばれたそうです。
ではゼリーフライのゼリーって?
これがゼリーフライ。小判型ですね。
ゼリーフライのゼリーとは、『銭』からきています。
おからと茹でたジャガイモをベースに、ニンジンやネギなどの野菜を加え、コロッケのようにまとめて素揚げして作ります。コロッケに近い感じと思えばわかりやすいと思います。
形が小判に似てることから、「銭富来(ぜにふらい)」と呼ばれていたのが訛ってゼリーフライになったとか。
確かにゼリーフライは小判のような形をしています。
どちらも素朴な味わいです。正直めちゃくちゃ美味しいかというと、そうではないのですが、粉ものが好きな方は、気にいることでしょう。
いただいたのは「かねつき堂」 自転車ラックありです!
今回フライトゼリーフライをいただいたのは、忍城の近くにある『かねつき堂』というお店です。
老舗のお休みどころです。
昔懐かしい雰囲気のお店。子供のころ、来たことがあるような昭和の空気を漂わせています。
焼きそばなどもあります。
フライ焼きそばは、意外とお腹にたまります。
自転車用のラックがあります。
値段も安いです。ちなみに私はゼリーフライ(1人前2個)とフライ(小)を食べましたが、それで500円。
意外とお腹にたまります。
このお店の雰囲気を味わうだけでも、行く価値はあると思います。
今度は自転車で訪ねてみるつもりです。
場所はこちら
営業11時から18時 月曜定休