高麗川探訪のきっかけは坂戸にある『にっさいのビャクシン』 ビャクシンって何?
高麗川沿いを走るきっかけは坂戸の今まで行ったことがないところを見に行く、というところから始まりました。
自分の住んでいる近くは意外と知らないことが多いもの。頻繁に通るけど、見たことがないものがあったりするわけですね。
ご近所散策ライドは、そうした近くだけどまだ見たことがないものを探す自転車旅なのです。
さて高麗川にはまるきっかけを作った記念すべき自転車旅は、入西のビャクシンという木を訪ねることから始まります。
入西はにっさいと呼びます。地名としてはにっさい花みずきの方が有名ですよね。最近になってつけられて地名かと思っていたのですが、にっさいの方は昔からある地名なんですね。
ビャクシンというのは木の種類です。おもに暖かいところにある木とのことで大きなビャクシンとしては最北だそうです。
見ていただくと分かるのですが、とにかくねじれています。なかなかのねじれ具合ですよね。見ごたえあります。
この木があるのが石上神社です。この神社はちょっとした高台にあるのですが、この下は古墳です。
成願寺2号墳(石上神社古墳)と呼ばれる前方後円墳なのです。ただ住宅地の中にあるので全景をみることが難しいのがちょっと残念です。
さて次にむかったのは成願寺。ここの稲荷神社は2008年に彩の国景観賞を受賞しています。
なかなか趣のある神社です。
横の愛宕人神社もいい雰囲気。
気になったのはおいぬさまという御社。犬、それとも狼でも祀っているのでしょうか。
そこからは若宮橋をわたります。高麗川に架かる橋です。今は作り直されて新しくなっています。
古い橋の時に見たかったなー。
実はこの若宮橋、渡るのは初めて。高麗川は右岸ばかり走っていたので左岸側に行くことはなかったんですね。
新しいとはいえけっこういい橋だと思います。高麗川では子供たちが水遊びをしていたりします。
実は高麗川にはこうした小さな橋がたくさんあります。
若宮橋を渡り、左岸を走ってまた別の橋を目指します。
さてその前に高麗川沿いの遊歩道を通ります。ここは舗装されていないで、ロードでは通ることはありませんでした。
今回のご近所散策ライド用に鉄のジャイアントのクロスバイクのタイヤをマラソンの28Cにしました。
これならば砂利道でも平気です。
なので砂利道でもお構いなしに行きます。
で、見つけた場所がここ。
いいところでしょう。道の突き当りの場所です。農業用水を高麗川に流している用水路といったところでしょうか。
ここはこの日以降、定番の休憩場所となりました。
さて次の橋は多和目天神橋です。
これも味のある橋ですね。通った時は複数の家族が河原でバーベキューをしていました。
実はこの後もうちょっと高麗川沿いを探索するつもりだったのですが、道を間違えて西坂戸の方へ行ってしまい、毛呂山に出てしまいました。
なので残念ながらこの日の高麗川探訪は終わりとなりました。
この日はスタートが午後からだったので、この後は大人しく撤退となりました。