高麗川は自転車乗りに優しいか?
新型コロナウィルスで一番困ったのは、外出の自粛。
つまり自転車に乗りに行くこと自体が、あまりよろしくない、という感じになったこと。
ただ運動は免疫力を高めるために悪いことではない、ということである条件を満たせば乗ってもいいのでは、ということになりました。
その条件とは
①遠くへは行かない。近場に限る。
②できる限り人とは接しない。
③健康を害するほど乗らない
④マスクは着用
という4つですかね。
この条件は人によっても変わりますが、私の場合この4つの条件を課しました。
またときがわや秩父、飯能といった自治体が、他のエリアからの来訪を制限するようになりました。当然の処置だとは思います。
そのため今まで行っていた奥武蔵の山々へは行けなくなってしまったんですね。
それでも自転車に乗りたかったので、私が選んだ選択は近場へ自転車で行く、ということです。
ご近所散策ライドです。
私の住む近くには高麗川が流れています。その高麗川沿いを走ってみようと考えました。
高麗川は飯能市、日高市から毛呂山町、そして坂戸市に流れ、越辺川に合流します。
そこで坂戸市から日高市あたりの高麗川沿いを走ることとしました。
最初は坂戸市を見て回っていたのですが、次第に高麗川の上流側が気になりだしました。
高麗界隈ですね。
巾着田や高麗神社は何度か行ったことがあるのですが、そこにアクセスするために県道74号日高川島線を使っていました。
これがかなり走りづらいのです。
ここは自動車の交通量がかなりあります。大型の車両も通ります。
そして道幅が狭く路肩に排水溝みたいなものもあります。また歩道も狭く、歩道のない区間もあるのでかなり頑張って走らないといけません。
けっこうスポーツバイクを見ますが、自転車も自動車も走りづらいエリアでしょう。
そうしたことが嫌で高麗の方へは自転車で行くことがなくなりました。
ところが今回高麗川沿いを走っているうちに、高麗方面へのアクセスのルートを知ることができました。
もともとは多和目天神橋を見に行ったことがきっかけとなり、もくせい通りという道に気づきました。ここをたどっていけば高麗まで行けることが分かったのです。
そこで山方面へは行かずに、まずは坂戸を中心にこっち方面を攻めていくことにしました。
高麗川は水量もそこそこあり、渓流を感じられる川です。
市街地からそんなに遠くないのに、昔ながらの景色を見ることができます。特に夏は子供たちが水遊びをする風景を見ることができるのです。
また旧石器時代から人が住んでいたこともあり、歴史も古く魅力的なん寺社もたくさんあります。
なにより平坦なんですね。
高麗あたりは極端なアップダウンがありません。
なので安心して走れるルートがあれば、スポーツ自転車の初心者の方でも十分に楽しめることができるのです。
もし新型コロナウィルスの件がなかったら、高麗界隈の魅力に気が付きませんでした。
もちろん悪いことの方が多いのは当然です。多くの方が大変な目にあっているのですから。
ですがなにはともあれ、自分の自転車で行くエリアにまた楽しいところが追加されたわけです。
しばらくは高麗川を走った記録をご紹介していこうと思います。