変形性膝関節症 初期症状
初期の『変形性膝関節症』では、軽度の関節軟骨の磨耗が生じますが、自覚的な症状は、ほとんどありません
最初は、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます
下記のような場合、『変形性膝関節症』の可能性があります。
①立ったり座ったり歩いたり、膝を動かし始める時にひざが痛む
「ある程度動いた後や、入浴時(温めると)は痛みが軽減する」
②坂道や階段を登り降りする時に、膝が痛む
「上りの時より下りの方が痛み、関節がはれる」
③膝の動きに制限や違和感がある
「関節がこわばって動きが悪い、ひざが一定以上に曲がらない、伸ばせない」
④膝がきしむような、すれるような音がする
このような症状が出始めたころは、ある程度身体を動かしていると痛みがおさまるため、安心して放置してしまいがちです。
初めは膝がこわばるような軽い不快感や違和感から始まり、次第に痛みが増していくのが『変形性膝関節症』の特徴です。