めちゃくちゃ苦しいのにロードバイクでヒルクライムをしてしまう3つの理由
ロードバイクで坂を登る、ヒルクライムはきついですよね。
出来るなら、登りのないルートがいい、と思っている人も多いと思います。
もちろん私もその一人。
出来るなら坂はなくて、ずっと平坦の方が楽で好きです。
坂は苦手なのです。
それでも坂を登りにいくことがあります。
また良く行く都幾川界隈を走ると、どこかに必ず坂があります。
正直言って、かなりしんどい時もあるのです。
坂は確かに苦手、でもヒルクライムはそれほど嫌いではありません。
私が坂、登りが苦手なのに、主に林道でヒルクライムをしていまう3つの理由をご紹介します。
①達成感が半端ない
ロードバイクで坂を登るヒルクライムは、誰でもしんどいものです。
なんでわざわざ苦しい思いをして、峠を目指して坂を登ったりするのでしょうか。
それは達成感を得るためです。
苦しい思いをして登り切った時の達成感は、何物にも代えがたいものがあります。
また日常で、こんなに満足できる達成感を得ることはなかなかありません。
これはヒルクライムならでは、なのです。
そんなに苦労せず(坂を登るのには苦労しますが)達成感を得られること、他にありません。
ひーひー、言いながら登り、峠の頂上に着いた時の、なんともいえない高揚感。
自分は坂をあきらめなかった、逃げ出したりしなかった、という満足感。
これはかなりの快感です。
ヒルクライムは、他ではなかなか味わえない達成感を得ることができるのです。
②林道が気持ちいい
私は人のいない道が大好きです。
また山も好きです。
林道をもくもくと登ると、人はほとんどいませんし、山の雰囲気をたっぷりと味わうことができます。
実際には登っている時は、かなり苦しいのです。
ですが木々の間を風が渡る音、鳥の鳴き声、そして時に訪れる静寂。
こうした林道の空気感を肌で味わうことができるのが自転車、ロードバイクなのです。
モーターバイクや、自動車ではこうはいきません。
自分の力で登ってこそ、こうした林道の雰囲気を直に体感することができるのです。
③自分の成長を意外と簡単に知ることができる
最初はきついと思った坂、どうしても足をついてしまう坂があります。
こうした坂を何度も登るうちに、次第に登れるようになっていきます。
最初は駄目でも、次は意外と登れたりします。
それは成長の証。
こうした自分の成長を、ヒルクライムならば、けっこう簡単に味わうことができるのです。
実際の仕事や勉強でも、自分の成長を肌でかんじることは、なかなかできません。
ですが自転車で坂を登って、以前は登れなかったところが、登れるようになると、自分の成長を本当に感じることができるのです。
登っている途中、自分は何をやっているんだ、なんて思いながらもまた登る
そんなに劇坂ではなくても、ヒルクライムをしていると、呼吸は苦しくなるし、足はつりそうになるし、心臓も口から飛び出してしまいそうになります。
なんどももうやめようか、と思います。
ですが止めることは、自分に負けることのような気がしてしまうのです。
そこで休んでから、また登り始めます。
途中、林道のすがすがしい空気を吸い、ついに登った時の達成感。
その快感を覚えると、その日はもう登りたくない、と思っても、また登りに行こうかな、などと考えてしまうのです。