シルバーリング

シルバーリング、銀輪です。自転車との日々をつづります。

強風の中、フェルトS5Cの試走 そして『え? こんなところに峠があるの!?』サイクリング

f:id:ginringinrin:20190224002329j:plain

知りあいからもらったフェルトS5Cの試走をしてきました。

ただの試走だけじゃ面白くないから、走ったことがないルートで行くことに。

朝起きたら、風がゴゴゴとジョジョの効果音みたいな感じで吹いてるじゃありませんか。

心の折れる音が聞こえそうだったけど、勇気を奮い起こして出かけました。

今回走るのは鳩山から都幾川に行くルート。県道41号から折れて都幾川に向かう道です。

で、自転車を外に出すと、玄関のドアが開きっぱなしになるような凄い風。

心がグラグラと揺らぎましたが、とりあえず漕ぎだしました。


北風なので、基本向い風。車道を走るのがしんどいです。

鳩山付近は超裏道を行くのですが、多少登るところがあります。

登りで向かい風とか、なんの罰ゲーム? 

県道41号は無理せず歩道を走ります。向かい風の時は、無理をしません。

でその途中左折。看板に笛吹通りとあります。

ん? 笛吹通り? と思いつつ山里の田舎風景の中を走ります。

途中から登りに。このあたり走る時、絶対にアップダウンがあります。坂のないルートはまったくない、と言っていいでしょう。

f:id:ginringinrin:20190224002357j:plain

で登り切るとそこは笛吹峠。笛吹峠というと東京都のそれを思い出します。 え? こんな所に? 

f:id:ginringinrin:20190224002423j:plain

実はここも笛吹峠なのですね。

今回走った道、実は旧鎌倉街道らしいのです。知らなかったー。

岩殿観音から慈光寺に巡礼に行く道でもあり、巡礼街道とも呼ばれるとか。

峠と言っても標高80メートル。可愛い峠ですね。

実はグーグルマップを見た時、ここに公衆トイレがあるので、「なんでこんなところにトイレ?」と不思議に思っていました。

峠の頂上には休憩用のあずまやもあり、多いに納得しました。

さてそこからの下りが気持ちがいい感じです。

さらにその道を行くと実はいろいろと史跡があるようです。

機会を改めて、走ってみます。


さてこの後、都幾川にぶつかった後、都幾川桜堤沿いを走りました。

もちろん桜はまだまだ。

f:id:ginringinrin:20190224002445j:plain

ただただ強風。止まっていると横風に自転車を持っていかれそうになります。

山の方がなんだかけぶっています。花粉でしょうか。案の定帰ってから、目がかゆくなりました。

鎌形八幡神社にちょっと寄ったのですが、SPD-SLで歩きにくいので、今回はお参りはパス。

f:id:ginringinrin:20190224002501j:plain

次回に課題にしました。

ここからいつもの都幾川方面へ。毎度おなじみ角屋さんで草餅と桜餅、そしてみかん饅頭を購入。

みかん饅頭はみかんをそのまま使っています。美味しいですよ。

昼食と思ったのですが、土曜日でどこも混んでいたので、これまたいつものふれあいの里たまがわでサンドイッチを買って、強風の中外で食べました。

さらに竹本の清水をいただいて、帰路につきました。

f:id:ginringinrin:20190224002518j:plain

この湧水は数量も豊富で、汲みやすくなっています。地元の人が愛用しているようですね。

帰りは追い風なので、40キロで飛ばして帰りました。

中高年はいいロードバイクを買った方が、いろいろと楽かも?

さて感じのS5Cはどうなの? ってことです。

いやいいです。走るのが楽。ホイールはヤフオクで落としたシマノ鉄下駄ですが意外といい走りをします。

最近は思い自転車でしか走っていなかったので、本当に楽に感じました。

漕ぐとぐいぐい進む感じですね。そんなに頑張らなくても、自転車が走ってくれるように思えました。

このS5C、実はフロントフォークが何故かメリダ。さらにフロントディレイラーだけ105になっています。

後はティアグラ4600系です。

私のような走り方なら、ティアグラで十二分です。

105でも馬鹿にする人がいますが、レースに出るのでないのなら、ティアグラでもなんの問題もありません。

調整がきちんとしてあれば変速も快適。10速あれば十分です。

フェルトに乗るのは初めてですが、とても走りやすいいい自転車ですね。

ブラケットとホイール、そしてスプロケットを調達してだいたい2万円前後。

この値段でこの走りができるのなら、最高のもらい物です。

やっぱいカーボンバイクは楽です。

特に私のような中高年のど貧脚には、ある程度いい自転車の方がいい、ということですね。