自転車で自動車とぶつかったら、自分が悪くても必ず警察を呼んだ方がいい理由とは!?
自転車で自動車と事故を起こしたら、自分が悪かったとしても、必ず警察に報告をしましょう!
それがお互いを守ることになります。
自動車と事故をおこした自転車が、3か月に1度のくらいの頻度で持ち込まれます。自動車が悪いことがあるし、自転車が悪いこともあります。
そのほとんどは普通の交通事故で、過失割合によって、自転車を弁償するかどうか、が決まります。
こちらが関与する問題ではないので、注文通りの対応をします。
ですが中には自動車とぶつかっても、警察には話していない、というお客がやってきます。
聞くと、
「ケガをしていないから」
「こちらが悪から」
という理由が多いです。
ですがそうした人の多くは
「相手の運転手さんがいい人だから」
という話をする人がいます。
でもこれは駄目ですね。事故はきちんと警察に報告する義務があるのです。
もし自転車側が悪くても、必ず警察に報告をした方がいいのです。その理由をご紹介します。
- 事故を起こしたら警察に報告をする義務がある。報告しないのは道路交通法違反
- 事故を起こしてそのまま行ってしまう運転者は?
- 自動車と自転車の事故 報告されないケースが意外と多い?
- 事故を起こしたら、警察に報告をする。それが後々お互いにため
事故を起こしたら警察に報告をする義務がある。報告しないのは道路交通法違反
自転車で自動車とぶつかり、どんなに自転車が悪かったとしても、事故を起こしたら警察に報告をする「義務」があります。
自動車側からしたら、
運転を停止し、負傷者を救護し、道路における危険を防止するなど必要な措置をとるべき義務(道路交通法72条1項前段)。
があります。
それとは別に、道路交通法72条1項後段に定められた「報告義務」があるのです。
もしそれをしないとなると、道路交通法違反になります。
さらにどんなに自転車が悪くても、そのまま放置していくとひき逃げになってしまう可能性もあるわけですよね。
事故を起こしてそのまま行ってしまう運転者は?
つい先日も高校生の男性が自転車とぶつかった自転車をなおして欲しい、と私の働く店に着ました。
事故なので警察には行ったか? と聞いたら、
「自分が悪く、相手がいい人だったので、警察には行っていない」
とのこと。
こうした話、実はちょくちょくあるのです。
大抵はこうして未成年か、お年寄りですね。特に年配の女性が多いです。
自分が悪いので、仕方ない、ということだと思います。
ですがここで問題なのは、自動車の運転手。
ケガがないから、自分は悪くないから、と警察に事故と報告せず、立ち去っているのです。
ものすごく無責任。自動車を運転する資格がないと思います。
それより軽率なのは、自転車側が後からひき逃げだと警察に通報したら、どうするのでしょうか。
自動車と自転車の事故 報告されないケースが意外と多い?
事故を起こしてそのまま警察に報告せずにいる。
お互いが納得して示談にする、のならそれはまだ気持ちとして理解できます。
でも問題なのは、自転車側が未成年や年配の女性だということです。
そうした免許を持たない人は、事故と起こすとはどういうことか、と理解していないことがあります。
つまり知識がないのですね。
そうした人だからこそ、自動車側がきちんとした対応をする必要があると思います。
ですが、実際はそうではありません。
私が店で働いているだけで、年に何回かそういうことが起こります。
ということは実際には、もっと多く起こっている可能性があるわけです。
事故を起こしたら、警察に報告をする。それが後々お互いにため
もし自転車で自動車と事故を起こしたら、自分が悪くても悪くなくても、kならず警察に報告をしましょう。
その時にケガなくても、後日身体が痛くなることもあります。
もし自転車が壊れても、保険でなおして、あるいは買い替えることができます。
自動車とぶつかった自転車、どこにヒビが入っているかわかりません。実は乗り続けることは、結構危険なのです。
車輪などが歪んでしまったら、交換となると万単位でお金がかかります。それでいて、安全に乗れるかどうか保証がないのです。
場合のよっては過失割合の関係で、保険で自転車を新しくしてもらえる可能性があります。
警察にきちんと報告をするこで、どちらも最悪の事態を防ぐことができるのです。