自転車は自由な乗り物 でも自動車は? 「流れ」に左右されて意外と自由じゃないよ?
自転車のいいところは自由ということですね。
止まりたいところで止まれますし、休みたいとことろで休める。
自分のペースで走ることができます。早く走るのもよし、のんびり走るのもよし。
自動車でもそうじゃない?
いえいえ自動車は意外と自由には走れません。
もちろん自分の好きなところには行けます。でも意外と不自由なのです。
自動車は「流れ」に乗らないといけない!? これが意外と不便?
自動車で道路を走ると、その道路のペースというものがあります。
「流れ」というものですね。
その流れに乗らないと、まわりに迷惑をかけてしまいます。
自分勝手には、意外と走れないのです。
それをやると、あおっていることになったり、逆にあおられたりすることになります。流れに乗らないで走るのは、事故のもとになるのです。
まわりのペースに合わせて、流れに乗ることがうまく走るコツと言えると思います。
でも自転車にはそうした流れというものがありません。
もちろん集団走行をしていたら、まわりに合わせる必要はあります。でもひとりなら、そんなことはありません。
どこを走っても自分のペースで走ることができまるのです。
40キロで巡航するもよし、25キロぐらいでたらたら走るのもいいのです。
自転車は本当に自由な乗り物だと思います。
その分、自分の力で漕がなければなりません。
坂でも、向かい風でも、とにかく漕がなければ目的地には付きません。
それが自由の代償なのかもしれませんね。
自由だけどマナー&道路交通法はきちんと遵守! それはサイクリストの常識
とはいえ、もちろん道路交通法やマナーはきちんと守らなければなりません。
サイクリングロードでも、後ろから早い人が来たら、先に行ってもらうようにハンドサインを出す。
追い抜くときに、慎重に追い抜く。
車道では自動車のドライバーとコンタクトを取りながら走る。
やむを得ず歩道を走る時は、歩行者に十二分に注意をする。
それは当たり前のことですね。
こうしたことを順守して走れば、後は自分の好きなように走ることができます。
気にある史跡があれば、止まってみることができます。道を間違えたら、その場からすぐに引き返すことができるのです。
自動車でもそれができる?
確かに他の自動車が走っていなければそれもできるでしょう。でも実際は後続車がいるので、道を間違えたからといって、急な方向転換はできません。
気になるスポットがあっても、急に止まることができません。
家族でドライブに行った時、途中でおかしなものがあっても、あっという間に通り過ぎてしまいます。見たいと思っても、よっぽどでなければ戻ることはありません。
田舎道ならばそれができますが、幹線道路だとそうはいかないですしね。
越谷春日部バイパスの4号線なんて、みんな高速道路ばりにスピードを出しています。80キロでも遅いくらいですね。それに乗らないとあおられてしまいます。
またのろのろ運転はまわりに迷惑をかけるばかりではなく、危険でもあります。
自動車は運転を一歩間違うと大事故につながりかねません。それだけのパワーがある、ということですね。そのパワーの分、不自由なのだと思います。
自動車は走ることが楽な分の代償がそれですね。