シルバーリング

シルバーリング、銀輪です。自転車との日々をつづります。

自転車乗りがかかる、恐ろしいふたつの病気とは!? あなたは大丈夫? 私はもう治りません(-ω-;)

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自転車を趣味にすると、大概の人がふたつの病気にかかります。

一度かかると、なかなか治らない、場合によってはどんどん悪化します。

そのふたつの病気とは、次のふたつです。

  1. 出力過剰症候群
  2. 自転車増加症候群

ではいったい、どんな病気なのでしょうか。

①出力過剰症候群

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これはどこでも自転車で行っちゃうよ(^o^)丿、となってしまう恐ろしい病気です。

たとえばどこかで打ち合わせがあるとなると、

その場所まで自転車で行けるかな?

とグーグルマップでルートと距離を思わず調べてしまいます。

また走る距離感覚がマヒし、100キロ以上、場合によっては200キロ以上走ることが当たり前に思えてきてしまいます。

30キロなんて近いじゃんって感じですね。

これは自転車に関わらない人からしたら、とんでもないことで、

「馬鹿じゃないの?」

と言われてしまうのです。

性質が悪いことに、この「馬鹿じゃないの?」というのが、褒め言葉に聞こえてしまうのです。

恐ろしいですね。

さらに悪化するともっとひどいことになります。

それはブルべ病と坂バカ病です。

ブルべ病

とにかく長距離を自転車で走らないと、我慢できなくなる病気です。

ブルべというのは「認定」という意味で、時間内に決められた距離を走る、という自転車競技です。

ブルべで有名なのは「パリ ブレスト パリ」。パリからブレストというところを往復するだけの競技ですが、その距離1,200キロ。馬鹿ですよね。

寝ないで走ったりするのです。

ここまで行かなくても、自転車でどうしても遠くへ行きたくなります。

もはや麻薬です。恐ろしいですね。

坂バカ病

これも多くの自転車乗りがかかる病気です。

坂があると、自転車で登らなくてはならなくなる病気です。

劇坂であるほど、快感を感じます。

坂を自転車を登る行為、楽しいわけがありません。辛いだけです。

この辛さを楽しむだけの大会が、あちこちで開催されています。

当然自転車は軽量の方がいいので、1グラム1万円近くかけて、軽量化をするのです。恐ろしいですね。

②自転車増加症候群

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自転車が段々と増えていく、これも恐ろしい病気です。

最初は1台だったはずなのに、気が付くと1台1台と増えていき、部屋に入りきらなくなってしまいます。

ロードバイクなどのスポーツ自転車は部屋置きが当たり前。最初は

別に自転車を集めているわけではないのです。

でも何故が自転車が増えていきます。

これも

「そんなにあっても、一度に1台しか乗れないじゃないの?」

と言われると、なんか快感を感じてしまうのです。

でもなんで増えていくのでしょう。

それはあれですよね、これは本気用、ポタ用、輪行用って、それぞれ用途が違うから増えていくのは当たり前。

というように、本人は自分がおかしいことに気が付いていません。

恐ろしいですね。

自転車乗りとしてこうした病気になって1人前なのか!?

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だいたい自転車で100キロ以上走ったり、家に何台も自転車があるのは、人から見たら大変おかしなことです。

ゴルフクラブがたくさんある、ギターがたくさんある、というのと、ちょっと違う感じに見られます。

こうした多くの自転車乗りがかかる病気、これの本当に恐ろしいのは、強制的に初心者にうつそうとすることです。

たいした距離じゃないから、全然坂なんてないから、などと言って連れ出したりします。

こうして強制的に病気をうつされると、今度は自転車が増えていく病気の発病です。

今までの自転車では早く走れない、楽に坂を登れない、なんて考えるようになると、完全に病気にかかった証です。

また地味でも怖い病気も実はあります。

これは「沼病」です。

サドル沼、ステム沼、一番恐ろしいホイール沼など自転車のパーツに関する沼があります。

これにかかると自分に合うパーツを探しだし、結果、家にサドルが15個あるよ、ステムも8個あるよヽ(=´▽`=)ノ、なんてことになるのです。

こうした病気にかかって、初めて1人前の自転車乗り、サイクリスト、と周りに認められることでしょう。

恐ろしいですね。みなさんも怪しい自転車乗りにあまり近寄らないようにしましょう。