シルバーリング

シルバーリング、銀輪です。自転車との日々をつづります。

それでもロードバイクで車道を走る? 車道が走りにくい4つの理由

f:id:ginringinrin:20180930004616j:plain

自転車はどこを走るのか?

車道が原則ですよね。実際にどこかに行こうと思ったら、車道を走らざるをえません。

歩行者がいない、やたら広い歩道なんてそうありません。

サイクリングロードを使うにしても、そこに行くまでは車道を走らざるをえません。

どこか遠くへ自転車で行こうと思ったら、車道を走るしかないのです。

でも車道は自転車にとって、走りづらいと思います。

ではどうして車道は走りにくいのでしょうか。4つの理由を考えてみました。

理由① 自動車が60キロ以上横を走り抜ける

f:id:ginringinrin:20180930004656j:plain

自転車は早くて30キロ~40キロで走ることが多いと思います。坂や峠、または疲れた時は25キロ前後くらいまで落ちることもあります。

一方自動車は60キロ以上。中には80キロで流れる道路もたくさんあります。

法定速度なんて書いてあるだけで意味はありません。

追い越す時にある程度間隔をとってくれる自動車はいいのですが、結構ギリギリを追い抜いていかれることが少なからずあります。

またトラックやダンプはどうしても追い抜きがギリギリになります。これは本当に怖いです。

理由② ガードレールが邪魔

f:id:ginringinrin:20180930004634j:plain

へたにガードレールがあると、自動車がいても逃げることができません。

ガードレールが設置されている道路は、交通量が多く、歩道が狭いことが多いです。

歩行者を守るためにやむを得ずガードレールが設置されているわけですね。

こうした道路。後ろからトラックなどの大型車両が来た時に、逃げる歩道すらない状態です。歩道と言っても人がひとりかろうじて歩けるぐらいのところはざらにあります。

徐行してくれる自動車はいいのですが、それでも怖いですよね。

ガードレールに接触しそうで怖いです。

理由 ③ 路肩が轍でボコボコ

正確には路肩ではなく、道路の左側ということですね。

路肩は本来車両が走るところではないですからね。自転車も道路の左端を走る必要があります。

ところがこの道路の左端から路肩にかけて、轍で道路がボコボコになっているところ、けっこうあります。

これは過積載のトラックやダンプのため、と言われています。

こういうところは本当に走りづらいですよね。自転車がはねるので、それだけでも怖いです。

当然トラックやダンプも走るので、ますます怖く感じます。

理由 ④ ジャンクションを避けるとなると、どこを行けばいいのかわからない

たまにあるのがジャンクションになっているところですね。

こうしたところは歩道橋は設置されていたりしますが、自転車で回避しようとしても、どこを走っていいのか、途方に暮れることがあります。

自転車用のナビでも、こうした道路に誘導されてしまうことがあります。ナビはもともと自動車用のものを流用しているので、当然といえば当然です。

とても自転車では通り抜けられそうもないところが多いです。

たまにこうしたところに突入するロードバイクを見たことがありますが、それは無謀です。

自動車は80キロ以上を出していることが多く、ちょっとひっかけられただけでケガではまなくななります。

それでもロードバイクで車道を走ります!

日本の道路は自動車のためだけに作られています。

自転車が走る用には、まったく作られていません。

自転車レーンがあるところもありますが、それも1部分。酷い時はそこに路駐している自動車がいたりします。

ロードバイク、クロスバイクで車道を走るのは、ある意味命がけといえるかもしれません。

今はグーグルマップのストリートビューで、事前におおまかな感じは知ることができるので、危ないところ、ヤバそうはところは避けることができます。

それでもほとんどの道路は走りにくいと言ってもいいと思います。

危ないのは自動車だけではなく、ファミリー自転車(ママチャリ)も怖いですよね。こちらを見もしないで、突以前車道に飛び出してきます。

もっとロードバイク、クロスバイクなどのスポーツ車が増えて、市民権を得れば、いろいろと変わるかもしれません。

確かにロードバイク、クロスバイクに乗る人は増えてはいます。どこかに行くと、必ずロードバイクを見ます。

それでも自動車に比べると、圧倒的に少なく、自転車という乗り物は道路ではマイノリティなのです。

それでもロードバイクで車道を走ります。走らないと、行きたいところに行けません。

出来る限り安全な道を探、怪しい車を避け、バックミラーやライト、反射材で自衛して。