ヤマハの電動ロードYPJって、ロードじゃないよね? 何故なら全然苦しくないから。ロードはいろいろ苦しいから楽しい!?
私の働く店でヤマハのYPJが売れました。
それもハイグレードモデルのYPJ-ER。電動ロードバイクですね。
YAMAHA(ヤマハ) 2018年モデル YPJ-R フレームサイズ:M(500mm) カラー:ソリッドブラック/ダークグレー 新品価格 |
でも電動のロードバイクって、いらなくね? と思ってしまうのです。
何故って、電動アシスト自転車とロードバイク、相性が良くないような気がするんですね。
お値段345,600円! 電動にしても高いです。
普通のロードバイクでも、この値段を出せばそれなりのグレードが買えます。
電動ロード、でも意味ないんじゃないの? って思ってしまうのです。
YPJは24キロを超えると、単に重いロードバイクに変身してしまう!?
日本で販売されている電動自転車は24キロまでしかアシストしません。
このYPJでもそうです。
でもこの24キロ、ロードバイクだと遅いですよね。クロスバイクでも遅いです。
ロードの巡航速度はゆっくりでも26キロ以上。
それが24キロしか出ないのでは物足りません。
24キロまでは順調にアシストしても、それ以上になるとアシストがストップ。
そうなると単に思いロードバイクになっちゃうのです。何十万円も出して重いロードバイクって、どうなの?
ロードバイクで坂を登るのは苦しいから楽しいのでは? 坂をらくして登っても、うれしくない?
ロードバイクで坂を登るのは、苦しいから楽しいんですよ。
それをラクして登っては意味なくないんじゃないですか?
- 最初は登れなかった坂も、何回かチャレンジしているうちに登れるようになる。
- 死ぬような思い登り切って、峠からきれいな風景を見る。
苦しい先にある喜びがあるから、ロードバイクで坂を上ります。
それは楽々登ってしまったら……。
なんかせっかくの楽しみを最初から捨てているような気がします。
MTBのダウンヒルなら分かる
ダウンヒルを楽しむために、坂を電動で登るっていうのはなんだかわかります。
スキーのリフトと同じ感覚だと思います。
またMTBなら電動アシストがあれば、アップダウンも楽なので、無理せず林道を楽しむことができます。
電動アシスト機能は、MTB系の自転車と相性がいいのではないでしょうか。
でもロードバイクだと、あまり相性が良くないのでは?
そもそも30万円あるのなら、いいフレーム、いいコンポで1台組めます。
そうした方がロードバイクの楽しみがあるのでは?
私がロードバイクに乗るのは、楽にそこそこ早く遠くに行けるからです。
24キロなんてクロスバイクでも遅いですよね。
海外のようにアシストが無制限だったり、せめて30キロぐらいまでアシストするのなら、まだいいかもしれません。
ですがそれはもうロードバイクじゃないですよね。
なんか違う乗り物なんじゃないかと、思っちゃうのです。