シルバーリング

シルバーリング、銀輪です。自転車との日々をつづります。

ヤマハの電動ロードYPJって、ロードじゃないよね? 何故なら全然苦しくないから。ロードはいろいろ苦しいから楽しい!?

f:id:ginringinrin:20180923001520j:plain

私の働く店でヤマハのYPJが売れました。

それもハイグレードモデルのYPJ-ER。電動ロードバイクですね。

YAMAHA(ヤマハ) 2018年モデル YPJ-R フレームサイズ:M(500mm) カラー:ソリッドブラック/ダークグレー

新品価格
¥235,880から
(2018/9/22 23:52時点)

(こちらはYPJ-Rですね。店で写真撮っておくの忘れました……)

でも電動のロードバイクって、いらなくね? と思ってしまうのです。

何故って、電動アシスト自転車とロードバイク、相性が良くないような気がするんですね。

お値段345,600円! 電動にしても高いです。

普通のロードバイクでも、この値段を出せばそれなりのグレードが買えます。

電動ロード、でも意味ないんじゃないの? って思ってしまうのです。

YPJは24キロを超えると、単に重いロードバイクに変身してしまう!?

日本で販売されている電動自転車は24キロまでしかアシストしません。

このYPJでもそうです。

でもこの24キロ、ロードバイクだと遅いですよね。クロスバイクでも遅いです。

ロードの巡航速度はゆっくりでも26キロ以上。

それが24キロしか出ないのでは物足りません。

24キロまでは順調にアシストしても、それ以上になるとアシストがストップ。

そうなると単に思いロードバイクになっちゃうのです。何十万円も出して重いロードバイクって、どうなの?

ロードバイクで坂を登るのは苦しいから楽しいのでは? 坂をらくして登っても、うれしくない?

ロードバイクで坂を登るのは、苦しいから楽しいんですよ。

それをラクして登っては意味なくないんじゃないですか?

  • 最初は登れなかった坂も、何回かチャレンジしているうちに登れるようになる。
  • 死ぬような思い登り切って、峠からきれいな風景を見る。

苦しい先にある喜びがあるから、ロードバイクで坂を上ります。

それは楽々登ってしまったら……。

なんかせっかくの楽しみを最初から捨てているような気がします。

MTBのダウンヒルなら分かる

ダウンヒルを楽しむために、坂を電動で登るっていうのはなんだかわかります。

スキーのリフトと同じ感覚だと思います。

またMTBなら電動アシストがあれば、アップダウンも楽なので、無理せず林道を楽しむことができます。

電動アシスト機能は、MTB系の自転車と相性がいいのではないでしょうか。

でもロードバイクだと、あまり相性が良くないのでは?

そもそも30万円あるのなら、いいフレーム、いいコンポで1台組めます。

そうした方がロードバイクの楽しみがあるのでは?

私がロードバイクに乗るのは、楽にそこそこ早く遠くに行けるからです。

24キロなんてクロスバイクでも遅いですよね。

海外のようにアシストが無制限だったり、せめて30キロぐらいまでアシストするのなら、まだいいかもしれません。

ですがそれはもうロードバイクじゃないですよね。

なんか違う乗り物なんじゃないかと、思っちゃうのです。