あなたのロードバイクは大丈夫? ヘッドパーツがガタついている自転車、意外と多い! 放っておくと入院になるかも!?
ヘッドパーツにガタが出ているのに、気が付かないで自転車乗っている人、意外とたくさんいます。
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ車だと、ヘッドバーツのガタで安いのです。
これ虫歯と一緒で、ほっておいてなおるものではないのです。
ほおっておくと、悪化して修理に時間とお金がかかります。
ヘッドパーツのガタが出て来たら、すぐに直すのがベストなのです。
ヘッドバーツのガタってなに?
ヘッドパーツ、フロントフォークをフレームに固定しているところですね。
この固定しているネジが緩むとガタになります。
確かめ方ですが、ハンドルを横にきってフロントブレーキをかけ、前後にゆすります。
もしガタが出ていれば、文字通りガタガタします。
ガタを感じなければ問題はありません。
でもあきらかにガタつきを感じたら、すぐに直さなければなりません。
放っておくと、中に入っているベアリング(リテーナーといいます)が割れてしまいます。
そうなると整備ではなくて、完全に修理になってしまいます。もし修理に持ち込んだ店にリテーナーがなければ部品取り寄せとなります。
ヘタをすると1週間以上、自転車を入院させることになってしまうのです。
なんでガタが出るの?
ファミリー車、いわゆるママチャリはネジをガチガチにしめます。
乗りやすさより、壊れないことが優先だからです。
ですがスポーツ車は乗りやすさがが優先。
そのため各部のねじは既定の強さ以上にはしめつけはしません。締め付け具合はトルクといいますが、スポーツ車の各部のトルクは決まっているのです。
ですので走っているうちに各部のねじは緩んできます。
車輪の中心軸(ハブ軸)なんかもそうです。
そのためスポーツ自転車は定期的に点検し、そうしたネジの締め付け具合をチェックする必要があるのです。
ヘッドパーツもネジで固定されているので、緩みます。
ですがヘッドパーツのガタは、慣れていないと気が付きにくいのです。
例えばサイクリングロードを走っているロードバイクのかなりの割合でヘッドパーツのガタ出ていると思っていいでしょう。
ガタを感じたらどうするの?
もし整備に自信がなかったら買った店に持ち込むのが一番です。
整備ができるのなら、ヘッドパーツのねじとステムのねじを緩めます。
そしてフロントフォークを持ち、少し持ち上げるようにします。そしてまたそれぞれのねじを締めます。
自転車にレベルにもよりますが、そんなに難しくはありません。
固定がすんだら車体を持ち上げ、ハンドルの左右の動きを見ます。
締めこみ過ぎるとハンドルの動きがかたくなるので注意が必要です。
またヘッドパーツのキャップ(アンカーキャップ)は意外と簡単に割れるので気をつけましょう。